語学をいかして「架け橋」に
今週は、鹿児島サンロイヤルホテルで働くスタッフのみなさんが登場。
今回は、7月に入社したばかりの、成田小百合さん。
成田さんは、宮崎県の高原町の出身。現在、宿泊部のロビーサービスを担当。
ロビーでお客様を迎えたり、部屋に案内したりしている。
大学時代は、中国文学や中国語を学んだ。
卒業後、社会人を経験したのち、中国語を学びたいと上海に留学。
その後、添乗員となって活躍。鹿児島サンロイヤルホテルに入社した。
中国語に興味を持ったのは、なんと小学校2、3年生くらいから。
そのわけが、ユニークだ。
成田さんの実家は、和牛農家。えさやりのために、両親はとても早起き。
一緒に4時半とか5時に起き、テレビをつけると、中国の漢文が流れていた。
小学生ながら、その映像や漢詩の雰囲気に、心が奪われた。
ホテルを訪れる中国語圏の観光客も多い。
「台湾や上海、香港など直行便のあるところから、お越しになるので、勉強したことが役立っています。添乗員時代は、ヨーロッパやオーストラリアも行っていたので、英語も使ってご案内できるようになりました。それも役立っています」と話す。
成田さんの今後の計画は・・・
「しっかり仕事を覚えて、そのうえで観光案内も深く広く。鹿児島や出身の宮崎も学びなおしたいなと思っています。2県を軸とした観光で、南九州を盛り上げていけるお手伝いができたら。中国語ももっと勉強してできれば、中国の方と何か架け橋になれるようなことも、いつかは出来たらいいなと思います」
大きな架け橋になろうとする、彼女の活躍に期待したい。
海童が行く 月~金 AM10:40~放送