鹿児島から将棋のプロを!福森 亘さん
今週は、МBC学園の講師の皆様に電話をつなぐ。
こども将棋教室 講師・福森 亘さんに話を伺った。
現在30歳の福森さん。
将棋に興味を持ったきっかけは、小学校のクラブ活動。
父親の転勤で訪れた奄美大島、遊ぶ中で将棋だけが勝てた。
「自分に合ってるのかなぁ」って感じだったらしい。
のめりこんでいくいくきっかけは…
中学校1年生の時に、熊本で開催される将棋の合宿に参加した。
初心者クラスで、いきなりの優勝!
鹿児島に帰ってきて、天文館にある将棋センターに通い始め、
以来すっかり、はまってしまった。
中学校3年の時には、プロを目指して、毎月2回大阪に通った。
「あのころ、まだ寝台列車があったんで、寝台列車にトコトコに乗って行ってました。
土曜の夕方から行って、日曜の朝着いて、そのまま対局して、
夕方また列車に乗って月曜の朝帰ってくるので、
授業は1限目休んで、とかいう感じでした」と話す。
今、子供たちに将棋の楽しさを教える反面、難しさも体験している。
「5歳6歳の子たちは、もう飽きたって、もうわかんないって言うので。
どうやって伝えればいいかと考えるのが、自分の目標になりました。
将棋への活力にもなります」と話す。
えっちゃんの「鹿児島から大注目株を1人、2人といわず、育てて」の要望に、
「自分が教えている中から、プロに行きたいっていう子がいて、
プロになってくれれば。鹿児島まだプロがいないので。
ホントは自分がなりたかったんですけど、そこは子供たちに託して、
将棋界盛り上げていければなって思ってます」と熱く語った。
福森さんの将棋や子供たちへ想いは深い。
将棋教室…第2、第4土曜日 午後3時15分~4時45分まで
幼稚園から中学生まで教えている
「たんぽぽ倶楽部」海童が行く 1月10日(水) AM10:40~放送より