TOYOTA街角ステーション「アンティカ奄美店」
今週もお聞き頂きまして、ありがとうございました。
トヨタ街角ステーションレポーターの、鶴園直子です。
いよいよ梅雨入りして、
今年も雨の季節になりましたね。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今週は、
いつかのおでかけの参考にして頂きたい、おすすめのテイクアウトグルメをご紹介しました。
ここのところ離島のテイクアウトグルメをご紹介しておりますが、
今回は「奄美大島」から!で
奄美の素材を使ってご当地ジェラートを作っていらっしゃるお店をご紹介しました!
今回ご紹介するのは、奄美市名瀬港町。
奄美市の中心部にお店を構えるジェラート店「アンティカ奄美店」です。
こちらは、近隣にホテルや、銀行、郵便局などがある、人通りの多い、賑やかな通りにあるお店で、
奄美を訪れる観光客や、
地元の小・中・高校生から大人まで、
幅広いお客様で賑わうお店です。
こちらを切り盛りするのは、加計呂麻島ご出身のオーナー、
たっちゃんこと、前田達也さんです。
「多くの人に島の素材を伝えたい!」と、
2008年にお店をオープン!
今年で12年目を迎えるお店です。
ジェラート職人によって作られるこだわりのジェラートは、
新鮮な材料をふんだんに使用した、コクのあるジェラート。
濃厚で低脂肪、ローカロリーの本格イタリアンジェラートです。
・・・とありまして、女性のファンも多いジェラートです!
そして何といってもこちらの特徴は、
奄美産の素材を使ったジェラートメニューが多いこと!
奄美黒糖、奄美スモモ・パッション・グアバ・黒糖焼酎、
きんかん・クネプ(奄美に自生しているみかんなんですって。)・フルーツパパイヤ・白ごま・マンゴー。
その他、チョコチップにチョコラータ、バニラ・抹茶・ティラミス・黒ゴマなどなど、
年間通して40種類以上のフレーバーを手掛けていらっしゃるそうです。
その中から日替わりで、常時14種類がお店に並びます。
1番人気は「さんご塩」!
これは前田さんのふるさと加計呂麻島で作られる塩「さんご塩」を使ったジェラート。
サンゴ礁に囲まれた奄美の美しい海からくみ上げた海水をじっくり煮詰めて作った塩なんですが、
ミネラルたっぷり!
ジェラートにすると、
ミルクの甘みを塩が引き立てて、すっきりとした味。
色も、奄美の海をイメージした鮮やかな色で、
見た目にもさわやかなジェラートです!
また、今の時期にしか味わえない、期間限定の季節のジェラートもあります。
それは「島バナナ」のジェラート!珍しいですよね♪
島バナナが出回る11月頃まで楽しめます。
奄美群島で栽培されている小ぶりのバナナなんですが、
栽培量が少ないため、とても希少なフルーツ。
酸味と甘みが濃厚で、まったりとした味なんだそう。1度食べると忘れられないのだとか。
島バナナの旨味と、濃厚でクリーミーなジェラートになっています。
隠れた人気は「ミキ」のジェラート。
「ミキ」とは、お米とさつまいもを主原料にした発酵飲料のことで、
奄美では昔から各家庭で作られて飲まれていました。
体調が悪い時などは、食事のかわりに飲んだりするのだそうです。
現在では製造工場で作られたものを飲む時代に変わりましたが、
今も昔も奄美で愛される、ソウルドリンクです。
その「ミキ」をミルクジェラートに仕立てたこのジェラート。
ミキをそのまま固めたような、とろっとした舌触りで、
女性に人気なのだとか。
飲むミキは苦手でも、ミキのジェラートは美味しいとおっしゃる方も多いそうですよ!
これは個人的に食べてみたい・・・。
「奄美は、トロピカルフルーツをはじめ、濃厚で独特の味を持った素材が多いので、
ジェラートにはとても良い原料だと感じます。」と前田さん。
常に次なるジェラートの素材を探していらっしゃいます。
奄美のやまももや、ウコン、加計呂麻のきび酢や、よもぎ、
もずく、ソテツの実を使って作られるみそ「なりみそ」のジェラートなど・・・、
新商品を開発していきたいとお話して下さいました。
ジェラートで楽しめる奄美の味!奄美を訪れた際は、1度味わってみてはいかがでしょうか?
場所のご紹介
<場所> 奄美市名瀬港町。サンサン通り沿い、名瀬郵便局近く。
<営業時間> 朝10時半~夜7時。
<定休日> なし
<お問合せ> 0997-69-3345(地方発送もして下さるそうですよ!)