今週は、受験ラサール加治屋の園田善之さんにお話を伺いました。
園田さんがお持ちのものは、昴では良い仕事をすると表彰していただけるのですが、
その副賞として海外研修のご褒美があります。
今はコロナ禍ですので国内研修となり、東京、鎌倉、京都、奈良に行った時の報告書だそうです。
元々、神社仏閣めぐりがお好きという園田さん。
今回、東京で16箇所、鎌倉で14箇所、京都で10箇所、奈良で9箇所、合計49箇所巡ってきたそうです。
これには驚きました!
その中でも特に、東京の「増上寺」は忘れがたいそうです。
「増上寺」は「浄土宗」の7大本山の1つで、徳川家の菩提寺。
浄土宗は1175年、法然上人によって開かれました。
それで増上寺は1392年に開かれ、徳川家康の庇護を受け、17世紀中頃には広大な敷地に寺院48、学寮百数十軒の甍葺きの屋根を並べるとても大きなお寺でした。
みちこ先生は浄土宗ということで、増上寺にも詳しく、これもまたご縁ですね。
そして、園田さんがどうして神社仏閣めぐりがお好きなのか聞いてみますと、
「生徒・保護者の願いは、第一志望校に合格すること。
私たちは昴指導理念にある通り、『責任を持って、一人残らず第一志望校に合格させる』を実現するために、「我が子我が事と思い、厳しく指導」しています。
そのために、自分たちがやるべきことは最後の日までやり切ります。
学力的にはみんな大頑張って丈夫だと思いますが、入試では何が起こるか分りません。
だから、最後の最後に私たちが出来ること、それは神様に、どうかこの生徒たちを見守ってください。とお願いすること。」
園田さんの生徒を思う気持ちに胸いっぱいになりました。
そして、それだけではありません!!
鹿児島県内には、159箇所の神社・仏閣があるのですが、
毎年自分で御朱印をいただいて、受験生の最後の授業の時にそれを生徒全員に手渡して、
神様のご加護があるから自信をもって頑張ってこいと送り出すんだそうです。
一度頂いたものをコピーするのではなく、生徒のために毎年毎年159箇所にお参りしているんです。
今回、神社・仏閣にお参りをして思うことは、「百聞は一見に如かず」ということ。
「知らない」ということのナント多いことかと思い知りました。
また「増上寺」を初め、多くの神社・仏閣は、その静寂さ、荘厳さ、思わず襟を正したくなる威厳など、「こんなにも美しい建物があるんだ」と心打たれたそうです。
生徒想いの園田さんのお話は、私も襟を正したくなる時間でした。
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