今年4月に、小学6年と中学3年、合計191万人を対象として実施された
「全国学力テス」の結果が7月末に公表されました。
今年は、国語と算数・数学に加えて、理科を実施し、
中学校理科で、前回と比べて、16.8ポイント下がったということです。
都道府県別では、それほど差はついていないんです。
出来る問題は多くの生徒が出来て、出来ない問題はみんな出来ない、そんな問題なのではないかとみちこ先生。
「学力の3要素」は次の3つです。
1,十分な知識・技能
2,それらを基盤にして、答えが1つに定まらない問題に自ら解を見抱いていく思考力・判断力・表現力などの能力
3,これらの基になる主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度
このうちの思考力・判断力・表現力が直接的にテスト問題に関わってくるのですが、
この思考力・考える力の問い方が違うように思うのです。
基本的なことはしっかり勉強させて、中身の濃いそれこそ考えさせる授業が大事だと思います。
そして、みちこ先生がよく話していますが、新聞を「毎日読む」生徒の正答率が一番高いこともわかっています。
ところが、新聞を読む習慣については、毎日読む小学生は、ナント4.9%、 中学生に至っては3.2%。
殆ど全く読まないのは、小学校で72.7%、中学校78.6%でした。
スマホも便利ですが、お子さんの学力のために新聞をとって、そしてお子さんと一緒に読んでくださいね。
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