8月13日はお盆の入りです。
今週はお盆について詳しく教えていただきました。
お盆は正式には盂蘭盆会と言って、ご先祖様をお迎えして、供養する行事です。
13日には「迎え火」を炊いて出迎えます。
お仏壇の前にお供え物を用意して、ご先祖さまに食べていただいて供養します。
そして15日はお帰りになるので、暗い夜道を間違われないように「送り火」を炊いてお送りします。
マンションなどでは、提灯に灯りを灯したりしています。
お彼岸との違いはなんでしょうか?
お彼岸はこちらからお墓に行って、お墓で対話の機会を持ちますが、お盆中は、あちらがこちらにおいでになって、「お仏壇」を中心に日常を共に過ごすことになります。
理想的には、お墓に出向いてお迎えし、お墓まで先導するそうです。
ご先祖を敬うのは大切ですね。
そして、ご先祖さまのおもてなしは、1年ぶりの再会ですから
美味しい食事で楽しい時間を過ごせたらいいですね。
主賓・この場合ご先祖さまですが、主賓を中心にして、家族の将来設計や親せきを含めた一族の近況報告などをすると、家運が大きく高まるそうですよ。
そしてお帰りはそうしたらいいのでしょうか?
お盆明けは16日の地域もあれば、15日の所もあるようです。お見送りは浄土への道しるべとなる「送り火」を炊いてお送りします。
今、あまりご先祖様を意識することは少ないかもしれませんが、
ご先祖さまがいたから、今私たちは存在しています。
今、自分が食べたもの、自分が口にした言葉、自分を取り囲む周囲の縁、
それらは今の自分の運を決めるだけではなく、
そっくりそのまま、自分の子供の子供、つまり孫の運命を創っているとも言えるのだそうです。
他人に親切にしたとすれば、自分の未来だけではなく、未来の子孫の運命の出発点を決める、つまり「良い行い」をすれば、「良い運命」を創るかもしれないということですね。
お盆の先祖供養はとても大切ですね。
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