毎月最終週は礼儀作法を教えていただいています。
先月は「正しいお茶とお菓子のすすめ方」でした。
それに、「お茶のいただき方の作法を教えて下さい」とお便りがきました。
お茶をふるまわれたら、まずは会釈。
左手を茶托に添えて、右手で茶碗を取り上げます。
右手で持ち上げてた茶碗を、左手の上に乗せて、右手を軽く添えて、
少し茶碗を上げて目礼をして飲みます。
お茶1杯がここに至るまでの全てに感謝していただくんですね。奥深い。
女性だと、飲み口に口紅が付くことがあります。
それをどうするのか・・・
茶碗を親指と人差し指2本で拭きます。
さて、その手をどうしたらいいのでしょうか?
本来は懐紙などで清めますが、懐紙って持ってないですよね。
その場合、お茶をいただく前に、ティッシュやハンカチを前もって用意しておいたらいいですね。
それならスマートですよね。
コーヒーや紅茶の場合、お出しする時は、茶碗の取っては右、スプーンはカップの前に添えます。
いただく場合、砂糖などを馴染ませたスプーンは、茶碗の向こうに置きます。
全ては使いやすいように、合理的に考えられています。
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