新型コロナ 鹿児島県内新たに632人で過去最多 新たに3つのクラスター

鹿児島県内では28日、新型コロナウイルスの感染者が過去最多の632人発表されました。

【1/28 新規感染者 632人 内訳】
鹿児島市338人、霧島市72人、姶良市59人、薩摩川内市22人、鹿屋市21人、奄美市15人、日置市13人、伊佐市12人
出水市9人、龍郷町8人、志布志市・肝付町で7人ずつ、垂水市6人、南さつま市・南九州市で5人ずつ
指宿市・曽於市・いちき串木野市・湧水町・東串良町・南種子町で3人ずつ
中種子町・屋久島町で2人ずつ
枕崎市・西之表市・さつま町・錦江町・徳之島町で1人ずつ、県外6人

4日連続の500人超え、初めての600人台で、過去最多を更新しました。

▽県の感染拡大警戒基準は現在レベル2

▽警戒基準の指標

指標は26日時点で、人口10万人あたりの新規感染者数が173.27人、療養者数が192.9人、直近一週間のPCR陽性率が23.1%で、いずれもレベル3相当です。

▽コロナ病床 使用率

県内に564あるコロナ病床の使用率は26日時点で43.79%となり、前の日より4.49ポイント増加しました。
医療圏ごとの病床使用率は、33床の肝属が72.73%と最も高く、次いで9床の曽於が66.67%、31床の出水が58.06%、38床の南薩が47.37%、79床の姶良・伊佐が45.57%、231床の鹿児島が44.16%、80床の奄美が35%、30床の川薩が30%、33床の熊毛が18.18%です。

▽県内 自宅待機者

県内自宅待機者は26日時点で2215人で、前の日より351人増えました。
医療圏ごとでは、鹿児島が1342人、姶良・伊佐が485人、奄美が115人、川薩が83人、南薩が82人、肝属が67人、曽於が31人、出水が10人、熊毛が0人です。

▽新たに3つのクラスター

28日、県は新たに3つのクラスターを発表しました。さつま町の事業所関連で24人と、薩摩川内市の接待を伴う飲食店関連で12人、日置市の児童施設関連で11人です。
いずれもマスクの着用が不十分だったとみられ、県は接触者が特定できているとして、事業所名などは公表していません。