新型コロナ 鹿児島県内新たに483人 屋久島町・児童施設でクラスターも

鹿児島県内では29日、新型コロナの感染者が新たに483人発表されました。また、屋久島町の児童施設では新たなクラスターも確認されました。

感染が確認されたのは、県発表分246人、鹿児島市発表分237人のあわせて483人で、県内の感染者は累計で1万5506人となりました。

▽屋久島町 児童施設でクラスター

なお、県は、屋久島町で新たなクラスターが確認されたと発表しました。児童施設関連で、これまでに10歳未満から30代の職員と利用者、親族の男女7人の感染が確認されています。
手の消毒や換気は行われ職員もマスクを着用していましたが、児童のマスク着用が不十分だったということです。

▽県内の感染拡大警戒基準 レベル2

▽警戒基準の指標

指標は27日時点で、人口10万人あたりの新規感染者数が188.45人、療養者数が216人、直近一週間のPCR陽性率が25%で、いずれもレベル3相当です。

▽コロナ病床 使用率

県内に564あるコロナ病床の使用率は、27日時点で48.8%となり、前の日より5ポイント増加しました。
医療圏ごとの病床使用率は、33床の肝属が78.79%と最も高く、次いで9床の曽於が66.67%、31床の出水が54.84%、79床の姶良・伊佐が51.9%、38床の南薩が50%、30床の川薩が46.67%、231床の鹿児島が46.32%、80床の奄美が42.5%、33床の熊毛が33.33%です。

▽自宅待機者

自宅待機者は27日時点で2540人で、前の日より325人増えました。
医療圏ごとでは、鹿児島が1542人、姶良・伊佐が530人、川薩が135人、南薩、奄美が94人、肝属が92人、曽於が42人、出水が11人、熊毛が0人です。

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