世界一の九州が始まる! 『よみがえれ!桜島大根』4月3日(日)午前10時15分~放送
鹿児島の伝統野菜・桜島大根。大きいものは重量30キロを超え、“世界一重い大根”として知られている。
大きいだけでなく、味も美味しい。甘くて煮崩れしにくいため、生のままサラダに使ったり煮物にしたりなど、幅広く活用できる食材だ。
しかし、桜島の降灰の影響や後継者不足により生産量は減少、それに伴い食卓に上がる機会も減っている。鹿児島県民でも、食べたことがない人は少なくない。
そんな中、鹿児島大学農学部の加治屋勝子准教授(45)は、血管病の予防に繋がる成分“トリゴネリン”が、桜島大根に多く含まれていることを発見した。
その量は、なんと青首大根の約60倍!
身近にある食材が食べられていないのは勿体ない、と考えた加治屋さん。消費と生産の拡大のために、“よみがえれ!桜島大根チーム”を立ち上げた。
チームには、生産者、加工会社、飲食店などが参加。
研究成果を活かして、普及活動を行っており、近頃は加工品作りにも力を入れている。
鹿児島県民はもちろん、県外にいてもいつでも手軽に食べられる食材に─。
桜島大根の復活に向けた取り組みを追う。