きょうのご出演は、壽官陶苑の瀬川利紀さんです!
瀬川さんは、野菜を作りながら薩摩焼の営業販売を行っているそうです!
普通の仕事をしながら農業を行っている兼業農家さんです!・・・凄いですね!
普段、どのような「野菜」を作っていますか?
節の野菜を無農薬で作っています。
今の季節だとニンジンや大根、鍋物に使うようなネギなど。
また、「プチヴェール」という花のような野菜、カラシナというものも作ってます。やっぱり飲食店は彩りがすごく大事ですので、変わった色の野菜を作ってくださいというオーダーも多くあります。カラフルな食材を育ててるというのも一つ特徴かと思います。
少量多品種。質の高いものを作っています。
色んなレストランと契約をしており、そのレストランからオーダーを受けて野菜を作っています。
幼い頃から「農業」に触れる生活
実家が農業をしており、小さい頃から畑仕事というのは遊びながらやっていました。草をぼうぼうにするよりも少し何か作って綺麗にしていった方が地域の方にもいいかなと思い、家の仕事も手伝っております。
もう一つ「薩摩焼」の営業とは?
薩摩焼の歴史というのは、島津家と共にあると思います。手作りで作ってますので、重さだったりとか、形状も少し違ったり。一つ一つ違うというところも魅力だと思います。
薩摩焼は湯飲みからお皿、大きな壺までたくさん品があります。
企業の周年事業や、また節目の年に「例えば三千円で何かを湯飲みを作って、それを皆さんお世話になった人に配りたい」とか、いろいろな営業のスタイルがありますので、そういった仕事を相談はしています。
鹿児島は食材も豊富ですので、鹿児島の旬の野菜食材を薩摩焼で食べるというのはすごくいいことだと思います。若い子供さんたちとそういった食育という部分でもですね。良い器でいい食材で大きくなってもらったなと思います。
更に鹿児島をもりあげる活動も
13回目を迎えた川辺で行われているグッドネーバーズジャンボリーの実行委員会として携わっています。
またそういったエンターテインメントの方も情報発信としてしておりますので、またいろいろな形で鹿児島の情報発信というのはしたいなと思ってます。
地域を守るというのがすごく大事なことだと僕は思ってます。畑をしているのも、先祖代々引き継がれてきたこの土地・風土を守っていくために畑作業をしています。
薩摩焼というのも420年引き継がれてきた技術というのも大事にしながら世界に発信している美術芸術品ですので、そういった意味ですごく通ずるものがあると思います。
「土」で野菜も作ることができますし、焼き物も作ることができる。足元にある土でいろいろなことができるというのがとても面白いところなんじゃないかなと私的には思ってます。