ハザードマップを眠らせないために
鹿児島市の草牟田町内会第1区ではハザードマップを印刷したクリアファイルを作成しました。ハザードマップを普段から目にしておくことが必要です。
鹿児島市の草牟田町内会第1区が作ったのは、地区のハザードマップが印刷されたクリアファイル。日常的に使え、雨でも大丈夫です。
(受け取った住民)「こんなのがあるといいなと(思っていた)。ひょいと取り出せるといいですね。すぐに自分の家がどの辺りか分かる」
草牟田は、1993年の8・6豪雨で浸水被害が大きかった地区の一つですが、人の入れ替わりも多く、風化も心配されています。
(草牟田町内会第1区 木下範男区長)「住民の半数は(8・6後に)生まれた人や(地域に)入ってきた人。(8・6前)からいる人は少ないし、高齢で当時のことも忘れてきている」
どこかにしまって忘れがちなハザードマップですが、普段から目にして意識することが、防災の心構えを生み出します。