阪神淡路大震災から27年(2)~井村准教授にきく~(2022/2/5放送)
大きな地震の際に出される緊急地震速報。震源が近い場合は間に合わないケースもあります。家具の固定など日頃からの備え、そして、1月17日のような節目節目に考えることが大切です。鹿児島大学の井村隆介准教授へのインタビューを紹介します。
(鹿児島大学 井村隆介准教授)「緊急地震速報は、(地震が)起こったことを伝えるシステム。震源に近いところでは間に合わない」
県内でも2021年12月の地震で、悪石島で震度5強を観測。この時も、緊急地震速報は悪石島では間に合いませんでした。
(井村准教授)「トカラ列島南部で起こっている地震。これも分類的には内陸直下型の地震。震源に近いところでは緊急地震速報が間に合わず、いきなり大きな揺れに」
阪神淡路大震災から27年、家具を固定するなどの対策をした上で、発生した場合にどう行動するのか考えておくことが大切です。
(井村准教授)「我がことと考えて、神戸の地震から何年という節目節目に自分の中で繰り返しておくことが大事」