梅雨入りの発表

「お天気防災スイッチ」と題して、気象や防災にまつわるあれこれをお伝えします。気象や防災に関して皆さんの暮らしのお役に立てればと思います。

今回は改めて「梅雨」のお話です。
今年は九州南部が、6月11日土曜日に梅雨入り発表。平年より12日、梅雨入りの早かった去年に比べて31日遅い発表でした。奄美は5月11日に梅雨入り発表されています。平年では、奄美の梅雨明けは6月29日ごろ、九州南部の梅雨明けは7月15日ごろ。およそひと月半から2か月くらい雨の季節が続きます。

梅雨前線は季節の変わり目の北の冷たい空気と南の暖かい空気の間にできて、このせめぎあいの中で北上したり、南下したりしながら、雨をもたらします。

気象庁のHPに掲載されている「梅雨」の説明を見ますと、「晩春から夏にかけて雨や曇りの日が多くあらわれる現象、またはその期間」とあります。
なぜ、「梅雨」に関しての発表が行われるのでしょうか?それは「大雨が降りやすい時期ですよと注意を喚起するため」。

「今年は早かった、遅かった」というだけではなく、梅雨入りの発表を受けて、防災マップの確認や、身の回りの点検、そして、最新情報の入手手段など、確認しておきましょう。

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