新型コロナウイルスの感染確認が国内でも相次ぐ中、政府は「この2週間が感染拡大を防ぐ極めて重要な時期」としていて、不要・不急の外出を控えることなどを呼びかけています。こうした中、飲食店などに影響が広がっています。
鹿児島中央駅前のかごっまふるさと屋台村では、新型コロナウイルスの影響で、今月に入って外国人観光客がほとんど来なくなったといいます。出店者は、手洗い・うがいの徹底などの対策を取っていますが、イベントや外出自粛の動きが広がれば、今後、大きな影響が出かねないと心配しています。
(鹿児島グルメ都市企画 森雅宇専務理事)「ここ自体も後一年で終了ですので、それまでは自分たちのやれることをきちんとやっていくという考え。鹿児島の地産地消の美味しいものを味わっていただけたらと思っている。基本的にはそれで進んでいきたい」
一方、鹿児島中央駅に隣接する商業施設にあるスポーツクラブでは、アルコール消毒液を置くなどしています。また、館内のトレーニング器具のそばなどにも除菌のためのスプレーやふきんが常備されていました。
愛知や千葉などスポーツクラブの利用者から複数の感染者が確認されたケースもあり、県内スポーツクラブでは対策に力を入れています。
(セイカスポーツセンターアミュプラザ店 船迫陽平支配人)「心配のお声は頂いてはいるんですけど、このような状況でもご来館頂き楽しんで頂いていますので、私たちが会員様の不安をしっかりと取り除けるように対策をとっていきたいと思います。」
DATE:2020/2/26 20:36