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鹿児島市 64歳以下の接種券、順次発送 接種は11月末完了見込み

9日に2年ぶりに行われた国会の党首討論で菅総理は、全国民の接種を今年10月から11月にかけて実現したいとの考えを示しました。こうした中、鹿児島市の下鶴市長は9日、64歳以下の市民への接種券を今月30日から順次発送し、11月末に接種が完了する見通しを示しました。

鹿児島市の下鶴市長は9日に会見を開いて、64歳以下への接種券について今月30日から順次発送すると発表しました。接種券の発送時期は60歳から64歳が今月30日からで、その後、8月30日にかけて12歳までの11の年齢層にわけて順次発送するとしています。

【鹿児島市 64歳以下のワクチン接種券 発送開始時期】
・60歳~64歳 6月30日
・55歳~59歳 7月19日
・50歳~54歳 7月26日
・45歳~49歳 8月2日
・40歳~44歳 8月9日
・35歳~39歳 8月16日
・25歳~34歳 8月23日
・12歳~24歳 8月30日

また、基礎疾患がある人や高齢者施設などに従事する人に対する国の優先接種枠とは別に、鹿児島市は独自で優先接種枠を設定しました。市独自の優先接種対象は、保育所や幼稚園に勤務する人、民生委員、小中学校の職員や警察・消防関係者などです。

(鹿児島市 下鶴市長)「子どもたちが集まる場に大人から持ち込ませない。クラスターを防止したり、子どもたちを守るという観点から、保育所に勤務する方などを指定した。
警察、消防、路線バス、市電などの運行関係者については、社会生活を維持するうえで必要不可欠なライフライン維持の仕事従事者ということで指定した」

基礎疾患がある人の優先接種の申請は市のホームページなどで9日から受け付け、市独自の優先接種の申請は、それぞれの対象施設・機関で希望者の名簿を作ってもらい受け付けることにしていて、接種券は今月30日から順次、発送するとしています。

また、接種を加速させるため、集団接種会場を市の中央保健センターのほかに、桜島地区保健センターと南部保健センターの2か所を追加します。市は、希望する市民の接種完了は11月末を見込んでいます。

【鹿児島市 集団接種会場の追加】
◆桜島地区保健センター
・桜島の住民を対象
・接種1回目 6月19日と20日
・接種2回目 7月10日と11日
・住所ごとに時間割を設定し、予約は不要

◆南部保健センター(鹿児島市西谷山)
・谷山地区に限らず全市民が対象
・接種1回目 6月26日と27日
・接種2回目 7月17日と18日
・6月10日から市の予約システムやコールセンターで予約開始

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