MBCテレビ

新型コロナの死者が年末年始で急増 どうして?感染症専門家は?

新型コロナの感染者の死亡は先月から増えています。先月24日から11日まで19日連続で発表されていて、10日は16人で過去最多を更新しました。
また月別に見ると、今月は11日までに66人で、第7波のピークだった去年8月に迫るペースとなっています。

この年末年始で全国的にも急増したといわれる死者数。どうしてなのか?感染症の専門家に聞きました。

(鹿児島大学大学院 西順一郎教授)「ウイルス自体の病原性が強くなったという状態ではないと思う」

感染症が専門の鹿児島大学大学院・西順一郎教授です。
厚生労働省が先月公表したデータによりますと、新型コロナの80歳以上の致死率はデルタ株が流行していたおととし7月から10月は7.92%でしたが、オミクロン株に置き換わった去年7月から8月の「第7波」では1.69%に低下しました。
今もオミクロン株系統が流行の中心となっていて、西教授は「ウイルスの病原性が強くなってはいない」ものの、高齢者の感染増加が影響しているとみています。

鹿児島県内の感染者を年代別にみると、今月は子どもたちが冬休みだったためか、10代以下の割合が先月と比べて大幅に下がっています。一方で50代以上の全ての年代で割合が上がっていて、80代や90歳以上など致死率が高いとされる高齢者の感染も増えています。

(西順一郎教授)「高齢者の感染者が増えていて、特に高齢者施設や医療機関での集団感染、院内感染も含めて集団感染が多発している状況。もともと状態が良くなかった方々が感染してお亡くなりになっている状況ではないかと思う」

また、冬場の厳しい寒さも高齢者の死亡リスクを高めていると言います。

(西順一郎教授)「寒い時期に心臓の病気や脳梗塞など脳血管の病気などが増えているので、感染症がなくても冬は夏よりもお年寄りが亡くなっている。ウイルスによる肺炎は少なくなってきているが、コロナやインフルエンザにかかったあとに細菌の感染で起こる二次性の細菌性肺炎で亡くなる方や、心臓の疾患や脳血管障害などを併発して亡くなる人が増えているのではないかと思う」

そして子どもたちの3学期が始まり、全国旅行支援も再開されるなど、これから人の動きや接触機会が増えると見られることから、きちんと対策をしながら社会を動かしていく必要があると話します。

(西順一郎教授)「通常の経済活動や社会活動はコロナ禍4年目に入るので、過剰に制限する必要はないが、基本的な感染対策である、人が密集するところではマスクをつけたり換気を十分するということは心がけていただきたい。ワクチンの効果は完全ではないが、発症を減らす効果は確実にあるので、接種を進めていただきたい」

関連記事

  1. 新型コロナ 鹿児島県内で128人 奄美市でクラスターも
  2. 岩﨑アナ
  3. 宮崎県の旅行キャンペーン 鹿児島県民への適用一時停止
  4. 霧島市 2学期登校は小中「時差」・高校「分散」へ
  5. 薩摩川内市鹿島町・鳥ノ巣山展望所
  6. 日置市東市来町伊作田・江口浜
  7. 新型コロナ 鹿児島県内は新たに148人 5日連続100人超
  8. 台風12号鹿児島県内横断から1か月 浸水被害の和田川周辺では 「…

カテゴリー

最新の記事

  1. Kaeru商店さんオリジナル【帆布のトートバッグ】を2名様にプレゼント! 
  2. 【青森国スポ】アーチェリー少年男子 鹿児島が団体3位
  3. 【締切は10月15日(木)】「グレイス ワン リンクルケア」リンクルリフトジェルを10名様にプレゼント!
PAGE TOP