(鹿児島市下鶴隆央市長)「市民の皆さまの生活を1日でもはやく元に戻していくために、まずは今、市民の皆さまと心を一つに、それぞれができる感染防止対策を徹底して取り組んでいきたいと考えています。」
鹿児島市の下鶴市長は、先ほど、新規感染者数は減りつつあるものの、医療提供体制はひっ迫しているとして、引き続き、飲食や職場など場面ごとの感染対策を徹底するよう呼びかけました。
そして、対策本部会議で、市内の事業所に感染対策の啓発ポスター3万枚を配ることや、各部署の職員の協力を得てワクチン接種や保健所の業務を進めていく方針を示しました。
一方、霧島市でも、午後から対策本部会議が開かれました。
霧島市では、時短要請当初から飲食店だけでなく、取り引き業者やタクシー事業者への支援金も市独自で行っており、今回も継続することを確認しました。
(霧島市 中重真一市長)「1か月間営業ができていない状況。資金ぐりもできないと聞いている、県と連携しできる支援を行っていきたい。」
支援金の金額については、今後、詳細を決めるということです。
また、65店舗の飲食店が立ち並ぶ霧島市国分の川跡ちょうちん通り会では、先月10日からの時短要請以降、ほとんどの店が休業しています。
自身も飲食店を経営する通り会の平山等会長は、およそ1か月、店を閉めました。今回の延長後も、すでに休業することを決め、我慢のしどころと話します。
(川跡ちょうちん通り会 平山等会長)「2週間我慢したし4週間耐えた。6週間耐えられないから開けますとなると、悪循環だと思うので、これまで頑張ってきたんだから休業することで、みなさんも気づいてもらいたい部分もある」