鹿児島県内では6月1日、新型コロナウイルスの感染者が25人発表されました。
感染が確認されたのは、鹿児島市で12人、霧島市で5人、出水市・鹿屋市・奄美市で2人ずつ、南さつま市とさつま町で1人ずつのあわせて25人です。
このうち、南さつま市の10代男性は、日置市の飲食店での会合で発生した感染者集団=クラスター関連で、残る14人はこれまでに感染が確認された人の接触者、10人の感染経路は調査中です。
これで県内の感染者の累計は3352人となりました。5月31日時点で医療機関などでの療養者は256人、うち2人が重症、34人が酸素投与が必要な中等症です。
県の感染拡大警戒基準は現在、ステージ3です。指標のうち、医療機関の病床使用率は36.8%で、先月6日以来、25日ぶりに30%台まで減少しました。また、人口10万人あたりの新規感染者数は11.05人と減少しましたが、直近1週間の感染経路が不明な人の割合は26%となっています。