塩田知事は29日、新型コロナワクチンの大規模接種会場の設置を、鹿児島市と鹿屋市で計画していることを明らかにしました。
大規模接種会場は鹿児島市と鹿屋市に来月20日ごろから7月末まで設置し、65歳以上の高齢者の接種を進める方針です。
期間中、鹿児島市の会場では1万2000人から1万3000人、鹿屋市では6000人程度の接種を見込んでいるということです。
(塩田知事)「例えば鹿児島市は75歳以上の接種予約率が、70%と見込んでいたのが75%だった。7月末までに確実に接種できるようにと考え、県としては設置したほうがいいと」
県は、設置場所についてかごしま県民交流センターなどを視野に検討中で、接種方法なども含めて後日、公表する方針です。
なお、塩田知事は29日、大規模接種会場の設置などにあたって、県歯科医師会を通じて呼びかけた歯科医師214人のほか、看護師の資格はあるものの職に就いていない「潜在看護師」150人の協力を得られるとの見通しを示しました。