鹿児島県は19日午後6時半頃、会見を開き、出水市の飲食店で新たなクラスターが確認されたと発表しました。
県によりますと、県内36例目の新型コロナウイルスのクラスターが確認されたのは、出水市の飲食店です。これまでに、男女8人の感染が確認され、8人の内訳は店舗関係者が3人、利用者が4人、残る1人は店舗関係者の親族でした。
飲食店では酒類の提供が行われ、マスクの未着用でカラオケが行われていました。県は、接触者が特定できていて不特定多数への感染のおそれはない施設名は公表しませんでした。
一方、19日に県内で感染が確認されたのは、10代から90歳以上の男女あわせて40人です。市町村別では、鹿児島市で15人、指宿市で2人、出水市で8人、長島町で3人、霧島市で2人、姶良市で1人、伊佐市で1人、西之表市で1人、奄美市で4人、知名町で1人です。このほか、熊本県の1人と岡山県の1人です。
これで県内の感染者は累計で2986人、18日時点で医療機関などでの療養者は417人、うち重症が3人、酸素投与が必要な中等症は65人です。