MBCテレビ

鹿児島県立美術館設立を考える会 宮永祥子会長

会は2019年に設立された。県立美術館設立を考え、新しい鹿児島県像を思い描く民間団体だ。これまでシンポジウムを開いたり、知事へ要望書を提出したりした。行政への協働も働きかけている。

「アートには、地域での新しい役割が期待されています」と、宮永会長は話す。

「アートは、地域の問題解決にも多く寄与できる可能性が高いのです。観光経済面では街の創出やブランディングやパッケージデザイン。福祉面では社会的包摂や多様性の受容など、その可能性は多岐にわたります」。

鹿児島の子どもたちが「本物の美術」を目にする機会を、もっと増やしたいという思いもある。そのための拠点づくりが急務だと考えている。

「生活の中でもっとアートが身近になれば、より良い鹿児島県での暮らしが見えてくるのではないでしょうか。次世代のために、一刻も早く県立美術館が設立できることを希望しています」

先ごろ、生命保険協会鹿児島県協会(中村俊一副会長:ジブラルタ生命保険鹿児島支社長)から、会へ10万円が寄付された。会の活動が、地域の教育や文化などの発展につながるというのが選定の理由だった。

「ご理解やご支援に感謝すると共に、この会の活動が一層広く周知されるよう頑張りたい」。

県立美術館設立に向けて弾みがついたと意気込む。

関連記事

  1. 御神火でしのぶ霧島神宮天孫降臨記念祭 霧島町(1984)
  2. 伝統の高山流鏑馬 高山町(1982)
  3. 薩摩川内市田海町・桜並木
  4. 新型コロナ市町村別詳報 鹿児島市366人、霧島市36人など
  5. 九州地方知事会がまん延防止宣言「県境またぐ移動自粛を」
  6. 姶良市加治木町木田・龍門滝
  7. 新型コロナが4週連続で増加 病床確保のフェーズを引き上げ 鹿児島…
  8. 新型コロナ 鹿児島県内142人感染 6日ぶり前週上回る 1週間ぶ…

アーカイブ

海と日本プロジェクトin鹿児島

PAGE TOP