鹿児島県内では17日、新型コロナウイルスの感染者が新たに418人発表されました。先週の木曜日より71人多く、10日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。
(医療圏別内訳)
鹿児島 211人
姶良・伊佐 69人
出水 45人
肝属 28人
川薩 26人
南薩 20人
奄美 13人
曽於 5人
熊毛 1人
鹿児島県内の感染者は、累計で31万4434人になりました。
また、新たに2人の死亡が確認されました。死者の発表は今月11日以来6日ぶりで、鹿児島県内でこれまでに亡くなった人はあわせて555人になりました。
17日時点で医療機関に入院している人は、前の日より5人多い214人、宿泊施設に入所している人は、前の日より1人少ない243人、自宅で療養している人などは、前の日より31人多い1260人です。
重症者は2人で、酸素投与が必要な中等症が23人、病床の使用率は28.3%で、重症者の病床使用率は8.0%となっています。
一方、塩田知事は17日午後、全国知事会のウェブ会議に参加し、鹿児島県内の感染状況について「第8波の到来が懸念される」と述べました。
その上で、国の分科会が年末に向け、検討している「対策強化宣言」について、発令の目安となる警戒基準の見直しを検討する考えを示しました。