インドなどで確認されグリフォンとも呼ばれる新型コロナウイルスオミクロン株の変異株、「XBB系統」が鹿児島県内で初めて確認されました。
県によりますと、今月上旬に感染が確認された県内の30代男性の検体を詳しく調べたところ、インドなど21か国で確認されているオミクロン株の変異株「XBB系統」と判明しました。男性の行動歴や感染経路などは分かっていないということです。
「XBB系統」は重症度などに関する知見はまだないとされていますが、県は、従来株と同様に3つの密の回避、会話時のマスク着用などの対策を徹底するよう呼びかけています。
なお、県内では28日、医療圏別に鹿児島で120人、肝属で37人など合わせて264人の感染が発表され、先週金曜日を上回りました。亡くなった人の発表はありませんでした。