去年に比べて人出も増えた今年のゴールデンウィーク。連休後の過ごし方について、感染症が専門の鹿児島大学大学院・西順一郎教授に聞きました。
西教授は、「連休中はイベントや会食も多く、9日から学校が再開したことで新型コロナウイルスの感染者がさらに増えることが予想される」とした上で、「感染者数ではなく、学校や家庭での感染が高齢者施設や医療機関など重症化リスクが高い場所に広がることが問題なので、基本的な感染対策を続けてほしい」と話しています。
また「連休中に会食をしたり、長い時間を一緒に過ごしたりした相手とは、少なくとも2、3日の間はお互いの体調を確認し、相手に異変があった場合は自分に症状がなくても注意してほしい」
そして、「発熱やのどの痛み、せきなど少しでも症状がある場合は、検査で陰性だとしても、完全に治まるまでは登校や出勤を控えてほしい」としています。