鹿児島県内では12日、新型コロナウイルスの感染者が新たに444人発表されました。また、県内で初めて自宅待機中の死亡が確認されました。
▽市町村別 詳細▽
鹿児島市292人、霧島市34人、鹿屋市20人、さつま町14人、薩摩川内市12人、いちき串木野市10人、日置市・志布志市で9人ずつ、曽於市6人、姶良市5人、奄美市・肝付町で4人ずつ、垂水市・湧水町・瀬戸内町で3人ずつ、指宿市・南九州市・長島町で2人ずつ、枕崎市・出水市・伊佐市・東串良町・錦江町・南種子町・龍郷町・徳之島町・和泊町・与論町で1人ずつ
これで県内の感染者の累計は2万3698人となりました。
11日時点で、県内では454人が医療機関に入院、808人が宿泊施設で療養中で、3438人が自宅待機となっています。酸素投与が必要な中等症は67人、重症は2人です。
■県の警戒基準
県内の新型コロナ警戒基準は「レベル2」が続いています。
■警戒基準の指標
11日時点の病床使用率は51.2%で、「レベル3」の基準となる50%を超えました。また、人口10万人あたりの新規感染者数は257.64人、10万人あたりの療養者数は295.9人、直近1週間のPCR検査陽性率は29.4%で、4つの指標で「レベル3」相当です。
また、12日は、鹿児島市で自宅待機中だった1人の死亡を含む3人の死亡が発表され、死者の累計は94人となりました。県内で、自宅待機中の感染者が亡くなったのは初めてです。鹿児島市は自宅待機中の死亡者について、遺族の意向で、性別や年代、死因を発表しておらず、症状や基礎疾患の有無などから入院は必要ないと判断したということです。
市は、自宅待機中に異変を感じたら、保健所:099-216-1517か、市ホームページに掲載されている相談・診療医療機関に電話して欲しいとしています。