鹿児島県は24日、新型コロナウイルスの感染者が県内で新たに14人確認され、累計で203人になったと発表しました。
24日、新たに感染が確認されたのは、与論町で11人、指宿市で3人の合わせて14人です。
与論町では22日、与論徳洲会病院の関係者の20代の女性の感染が確認されて以降、病院の同僚や入院患者、それに今月15日に20代女性と町内の飲食店で会食した複数の人に感染が確認されていて、感染者は3日間で23人となりました。いずれも軽症、もしくは無症状です。
病院関係の感染者は医療従事者2人、入院患者3人、元入院患者4人となっていて、県は県内で初めての院内感染の可能性もあるとみています。そして、県は感染者集団=クラスターが発生した可能性が高いとみて、国にクラスター対策班の派遣を要請しました。
また、沖縄の陸上自衛隊に災害派遣要請を行い、10人の感染者をヘリコプターで奄美大島に緊急搬送しました。
なお、指宿市では23日3人、24日3人の合わせて6人の感染が確認されていて、指宿南九州消防組合は、山川・開聞分遣所で23日と24日で合わせて3人の職員の感染が確認されたと発表しました。
分遣所は消毒済みで災害対応には万全を期すとしています。