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新型コロナ 与論町で影響広がる

鹿児島県内では23日、新型コロナウイルスの感染者が15人確認され、うち11人が与論町内でした。町職員や郵便局関係の感染者も確認されていて、影響が広がっています。

県によりますと、22日20代の女性の感染が確認された与論町では、23日は新たに11人の感染が確認され、町内の感染者は12人となりました。20代の女性は与論徳洲会病院の関係者で、同僚の女性と、入院患者2人の感染も確認されています。
また、女性は今月15日に町内の飲食店で県外の5人を含む12人で会食をしていて、参加した知人3人と、飲食店関係者、さらに会食に参加した男性の知人女性の感染も確認されています。そして町内ではこのほかにも3人の感染が確認されています。
県は、県内で初めてとなる院内感染が発生し、さらに感染者集団=クラスターの可能性もあるとみています。

なお、与論町は23日感染が確認された11人のうち2人は町の職員だと公表し、密閉、密集、密接の3つの密を避け、手洗いや人との距離を保つなどの基本的な感染症対策を徹底するよう呼びかけています。
また、日本郵便も名瀬郵便局与論集配センターで社員1人が感染したとして、当分の間は窓口や郵便物などの業務を停止するとしています。

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