従業員が新型コロナウイルスに感染した鹿児島市のかごっまふるさと屋台村は、これまでに全店舗の従業員がPCR検査を受け、感染した従業員3人以外の従業員48人全員が、陰性だったと発表しました。
鹿児島市中央町のかごっまふるさと屋台村は、今月5日と6日、従業員3人が新型コロナウイルスに感染したと公表しました。このうち1人はクラスターが発生した鹿児島市のショーパブを訪れていたことが分かっています。
屋台村では、感染した3人以外の全店舗の従業員48人がPCR検査を受け、13日までに全員の陰性が確認されました。
2012年4月、JR鹿児島中央駅前にオープンした屋台村は現在、26店舗が軒を並べ、県内外から多くの客が訪れる観光スポットですが、年内で営業を終了します。営業終了が半年後に迫る中、新型コロナの感染確認で今月5日から臨時休業していますが、再開のめどは立っていません。
屋台村を運営するNPO法人「鹿児島グルメ都市企画」ではPCR検査の結果をホームページで公表していて、「施設内の安全が確認できたら、営業再開を検討したい」としています。