鹿児島市のショーパブで発生したクラスターで、鹿児島市の医療機関の職員が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。
感染が判明したのは、鹿児島市の南風病院の40代の女性事務職員です。南風病院によりますと、女性は先月27日にクラスターが発生したショーパブに入店しており、今月3日にPCR検査を行ったところ感染が判明しました。
現在、女性に発熱や目立った症状はなく、自宅待機しているということです。女性は勤務中、常時マスクを着用し、手指消毒などの感染対策もしていたということです。
病院では、4日から入院患者への面会を禁止し、女性が勤務していた病棟への患者の受け入れを中止するとともに、病棟のすべての職員に対しPCR検査を行ったところ、全員が陰性だったということです。
南風病院では、院内感染は発生していないとして6日から通常の診療体制に戻っていますが、面会禁止の措置は当面継続することにしていて、「今後も職員の感染予防に取り組んでいく」とコメントしています。