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鹿児島県内では５日これまでに新たに１２人の新型コロナウイルスへの感染が確認されていて、全員、集団感染関連です。県内の感染者はこれで９７人になりました。

鹿児島市によりますと、新たに感染が確認されたのは鹿児島市の１０代から４０代の男女あわせて１２人で、全員鹿児島市天文館のショーパブで確認された集団感染関連です。県内でこれまでに確認された感染者は９７人となり、このうち８０人が集団感染関連です。

鹿児島市によりますと、５日から厚生労働省のクラスター対策班が鹿児島入りし、調査を行っています。また、自衛隊は県知事からの災害派遣要請を受け、軽症の感染者などを受け入れる予定の鹿児島市内の宿泊施設で５日、県職員らに防護服の着脱などを教えたということです。

自主的に感染者を公表する動きがあります。第十管区海上保安本部によりますと、鹿児島海上保安部に所属する巡視船の乗組員の男性１人が感染したということです。
また、枕崎市の小原病院はこれまでに医師など、あわせて４人の感染を公表しました。
鹿児島市の山形屋はテナントの従業員の感染判明したことを受け、５日は臨時休業し消毒を行いました。６日は通常営業するということです。
かごっまふるさと屋台村もテナントの従業員の感染が判明し、５日から当面、臨時休業しています。

県は、鹿児島市が管轄する保健所以外の５日のＰＣＲ検査の結果をこのあと発表する予定です。