新型コロナウイルスの影響で延期となっていた、鹿児島県肝付町の県立楠隼中・高校でおよそ2か月遅れの入学式が行われました。
肝付町の県立楠隼中高一貫教育校は、全寮制の男子校です。県外からの生徒も多く、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、今年3月2日から休校し、中学・高校合わせて新入生120人の入学式は延期されていました。
1日の入学式には保護者と在校生の姿はなく、新入生と教職員のみ出席し、規模を縮小して行われました。式では新山剛校長が「夢の実現に向けて一緒にがんばってください」と激励しました。
(中学新入生の大村想さん)「新しい学校が始まったという実感があって、楽しみにしています。友だちと仲良くし、規則正しい生活を身につけて、生活していきたい」
(高校新入生の浅田和輝さん)「学校の方から宿題とかオンラインの授業とかあったので、(コロナを)乗り越えることができました。3年間、友人たちと切磋琢磨して、がんばりたい」
新入生と在校生の全校生徒334人の授業は、2日から始まります。