政府は6日に期限を迎える新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言を今月末までに延長することを決めました。4日午後6時ごろから安倍総理が会見を行い、理由などを説明する予定です。
政府は4日に開かれた対策本部で、緊急事態宣言の延長を正式に決定し、今後の対応を協議しています。4日午後6時ごろから安倍総理が記者会見し、国民に理解と協力を呼びかける予定です。
緊急事態宣言の延長は全国が対象で、東京や大阪、福岡など新型コロナ感染者の多い13の都道府県は重点的な対策が必要な「特定警戒都道府県」に引き続き、指定されます。一方、鹿児島県を含む34の県は外出自粛や休業要請などをどこまで緩和するのか、各県の実情に応じて判断されます。
緊急事態宣言の延長を前に、4日午前、政府の専門家会議が開かれ、感染拡大を防ぐために「人との間隔は極力2メートル空ける」「買い物は通販も利用する」など、日常生活の中で心掛ける「新しい生活様式」の具体例についても意見が交わされました。