奄美市で17日、新型コロナウイルスの感染者が2人確認されました。これで県内の感染確認はあわせて6例となりました。
感染が確認されたのは、40代の自営業の男性と、同居する30代のパート社員の女性です。男性は今月3日と4日に、埼玉県から来た男性と一緒に船で釣りをした後、今月12日に発熱しました。その後、37度から38度の発熱とせきが続き、16日、帰国者・接触者外来を受診して、17日、感染が確認されました。男性は、発熱してから受診するまでは自宅で過ごしていたということです。
そして、同居する女性も17日、感染が確認されました。男性が発熱した今月12日と、14日、15日はパート先で勤務し、15日にのどに違和感を感じたということです。感染が確認された男女は、いずれも県内の感染症指定医療機関に入院しています。
埼玉県の男性は今月2日に奄美に訪れた際は無症状でしたが、奄美市の男性と釣りをした今月4日に発熱し、埼玉に戻った後で感染が判明したことから、県はこの埼玉の男性が感染源とみています。2人の濃厚接触者はあわせて12人で、県は18日、PCR検査を行うことにしています。