南さつま市の私立鳳凰高校が、新型コロナウイルスの集団感染を予防するため、5月6日まで臨時休校することが分かりました。
鳳凰高校では、全校生徒およそ1400人のうち600人が寮に入っています。
鳳凰高校によりますと、8日にラ・サール学園で、寮に入っている生徒1人の感染が確認されたことを受け、保健所や病院から寮生の人数が多い鳳凰高校に対し、集団感染を未然に防ぐよう指導や助言があったということです。
また、結果は陰性でしたが、熱が出た生徒2人がPCR検査を受けたこともあり、5月6日までの臨時休校を決めました。
およそ600人いる寮生は、3分の2が県外からで、帰省するか、寮に残る場合は、感染防止のため外出を禁止するということです。
笹山茂行教頭は、「生徒と地域の安全を考え、様々な観点から検討し苦渋の決断をした」とコメントしています。