今年6月30日から、気象庁は危険度分布「キキクル」の色を変更しました。
これまで「うす紫(非常に危険)」と「濃い紫(極めて危険)」で表現されていたものを統合して「紫」で表現し、さらに危険度が高い状況を「黒」で表すように変更。
「黒」が現れるのを待たず、「紫」の段階で危険な場所からは避難することが大切です。
気象庁は、先月30日から災害発生の危険度を地図上で色分けして表示する「キキクル:危険度分布」の一部の色を変更しています。
これまで、薄い紫色が警戒レベル4に相当し、濃い紫色についてはレベルが設定されていませんでした。
今回の変更で紫色が統合されレベル4相当とし、それよりも危険度が高い「緊急安全確保」を発令するレベルの、5に相当する黒色を新設しました。
鹿児島地方気象台 轟日出男気象情報官
「必ず災害が発生する前に黒色が出現するとは限らない。紫が出現した時点で、危険な場所に住む人は避難していただきたい。警戒レベル4までに必ず避難をお願いします」