1993年8月6日、鹿児島市を中心とするいわゆる「8・6水害」が発生しました。
梅雨前線上の小さな低気圧と太平洋高気圧からの湿った南風によって雨雲が発達。郡山では2時間で180ミリの猛烈な雨を記録しました。
長雨と集中豪雨。鹿児島市内の甲突川・新川・稲荷川は氾濫し、浸水が相次ぎました。
土砂災害も各地で発生。死者・行方不明者は49人、家屋の浸水はおよそ1万3,000戸にのぼりました。
国道10号線では、ドライバーやJRの乗客などおよそ3000人が孤立。暗闇の中、海からの救助が行われました。