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産学連携事業

今回のたわわのわは、JA鹿児島県経済連が行っている産学連携事業についてでした。

まずは、JA鹿児島県経済連 企画開発課 中山さんに産学連携事業について教えていただきました。
「鹿児島県には沢山の魅力的な農畜産物がありますが、まだまだ知られていないのが実状です。
まず若い皆さん、主に首都圏の大学生に鹿児島県の農畜産物を知ってもらい、新たなファンづくりを行う事が第一の目的で、最終的には学生の皆さんに鹿児島県産農産物をPRするための方法を一緒に考えていただきたい」とおっしゃっていました。

そして今回は、中央大学の三浦教授と学生36人が鹿児島に訪れ、JA鹿児島県経済連の施設なども見学したそうです。

そんな三浦教授に産学連携事業を行うきっかけについてお話伺ったところ、
「本で勉強するのは、基本。
実地でどう応用され、戦略になっているのかが重要で、理論だけでは実際のマーケティングまでいかない。
現場の方々に課題を頂いて、どう展開していき、ご批判を頂くというのが、とても良い勉強になる」と話されていました。

また、学生によるプレゼンテーションも。
テーマは「第12回全国和牛能力共進会で日本一に輝いた「鹿児島黒牛」をほかの和牛ブランドに負けないよう東京で販売する方法」です。
キッチンカーでの販売や、サブスクリプションとしての販売など、学生ならではの目線であったり、様々な思考から、プレゼンを行っており、私も聞いていて大変勉強になりました。

参加した学生さんからは、
「貴重な機会を頂けて嬉しい。貴重な経験になった」
「鹿児島黒牛は日本一を取るくらい高い品質にもかかわらず、多くの人がそのブランド名を知らないので、そこをどうやったら知っていただけるのか考えるのが大変だった」
と話していました。

中山さんは今後の展開として、「鹿児島県農畜産物PRに焦点を当てたテーマで学生さんと取り組みを行っていきたい」とのこと。

JA鹿児島県経済連のこのような産学連携の取り組みを知ることができたのはもちろん、鹿児島が誇る黒牛をどうしたらもっとPRできるのか、私自身も考えていきたいと感じました。
とても学びの多い時間でした。

ありがとうございました!

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