りそなグループB2リーグは終盤戦。プレーオフ進出決定を目前に5連敗で、前節西地区3位に転落と足踏みが続く鹿児島レブナイズ。8日(土)と9日(日)はアウェーで東地区7位の福島ファイヤーボンズと対戦しました。
【GAME1 3/8(土)】
26試合ぶりにキャプテン武藤がスターターに名を連ねたレブナイズ。試合は序盤から両チーム激しい守り合いでロースコアの展開に。一進一退の中、2Qに飴谷の2本の3Pや武藤のフリースローなどで4点リードで試合を折り返します。後半もリードチェンジを繰り返す展開の中、3Q終盤から4Qにかけて13連続得点で最大11点のリード。しかしそこから一気に追い上げを許し、残り2分で逆転を許します。3点を追う残り1分20秒。ゲインズJrが外したフリースローのリバウンドショットをハームスが押し込み同点。しかしそこから逆にフリースローでリードを許したレブナイズ。64-67で敗れ、4季ぶりの6連敗です。
☆福島 14 15 19 19 | 67
★鹿児島 15 18 18 13 | 64
#3 ハームス:16得点
#7 飴谷:14得点
【GAME2 3/9(日)】
開始直後からハードにディフェンスするものの福島がシュートを決め切る中、レブナイズのシュートはリングに嫌われ、序盤は福島がリード。しかし2Q、エニスが一人で10連続得点を含む14得点と活躍。一時逆転しますが、福島の2本の3Pなどで追いつかれ、1点ビハインドで折り返します。後半開始直後、伴馬の7得点で一気に逆転。再び一進一退となりますが、3Q終了間際の飴谷3Pで再びリードを奪います。すると4Q、激しいディフェンスでスティールからエニスと飴谷が連続得点。リードを広げ、その後は最後まで集中したディフェンスで福島を突き放します。エニスの加入後最多22得点の活躍で82-73で勝ち、連敗を6で止めました。
★福島 22 16 22 13 | 73
☆鹿児島 18 19 27 18 | 82
#1 エニス:22得点
#23 ゲインズJr:15得点
#7 飴谷:14得点
#3 ハームス:11得点
#11 森田:2得点・5アシスト
◆カレロHC『6連敗という今季初めて経験する大きな連敗の中で、内容が良くても勝利できなかったりメンタル面でも苦しいものがあったりしたが、何とか勝利することができた。GAME2は柔軟にディフェンスのシステムを敷くこともでき、相手に上手く対応することができた。自分たちの自信やプライドを取り戻すことができた、とても大きな意味を持つ勝利となった』
◆#1エニス『6連敗中だったので、どんな形でも勝たせないといけないという気持ちでプレーした。それは僕だけではなくチーム全員が同じ気持ちで、勝利のために責任をもって全力で戦っていた。我々のバスケットボールの原点に立ち返えることが、勝つための大事な要素だった。競争の高いリーグなのでもっとアジャストしていかなければならないが、これまでの経験すべてをチームに注いで勝利に貢献していきたい』
◆#11森田『相手のオフェンスに対してハードにディフェンスを前から仕掛けていくことで、相手のミスを誘発することができ、得点を決められてもすぐにリスタートをすることで、自分たちの速い展開に持っていくことができた。自分たちにとって、切り替えるという意味でも大きな1勝となった。今後も全員が全力を出して前向きにバスケットを楽しみ、一試合一試合、勝ちに貪欲になって戦っていきたい』
西地区2位静岡が福岡に連敗したことでレブナイズは再び2位に浮上しました。次節は西地区5位ながらこのところ好調の熊本ヴォルターズとのアウェー九州ダービーを、15日(土)と16日(日)に戦います。
なお西地区の先頭を切って、首位ライジングゼファー福岡がプレーオフ進出を決めています。
【B2西地区順位表】(3/9現在)
① ライジングゼファー福岡 34勝13敗 .723(PO進出)
② 鹿児島レブナイズ 29勝18敗 .617
③ ベルテックス静岡 28勝19敗 .596
ーーーーーー(プレーオフ出場ライン)ーーーーーー
④ バンビシャス奈良 20勝27敗 .426
⑤ 熊本ヴォルターズ 19勝26敗 .422
⑥ 神戸ストークス 16勝31敗 .340
⑦ 愛媛オレンジバイキングス 3勝44敗 .064
【B2東地区順位表】(3/9現在)
① アルティーリ千葉 44勝3敗 .936(PO進出)
② 信州ブレイブウォリアーズ 30勝15敗 .667
③ 富山グラウジーズ 28勝17敗 .622
ーーーーーー(プレーオフ出場ライン)ーーーーーー
④ 福井ブローウィンズ 27勝20敗 .574
⑤ 青森ワッツ 18勝29敗 .383
⑥ 山形ワイヴァンズ 17勝28敗 .378
⑦ 福島ファイヤーボンズ 12勝35敗 .255









