りそなグループB2リーグはプレーオフを見据えた終盤戦。西地区2位の鹿児島レブナイズは21日と22日、地区首位ライジングゼファー福岡とアウェーでの首位攻防戦を戦いました。
【GAME1 2/21(金)】
序盤レブナイズがなかなか波に乗れない中、福岡は中から外から確率高くシュートを決め、1Qで11点差をつけます。2Qに入ってようやくリズムに乗ったレブナイズは、エニスの3Pなど連続9得点で一気に追い上げますが、残り6分でハームスがこの試合2つ目のテクニカルファウルで退場の大ピンチ。前半はなんとか7点ビハインドで終えたレブナイズですが、後半3Qに5本の3Pなどで34失点。4Q森田が2本の3Pなどで一人気を吐きますが、その後もオフェンス、ディフェンスともに噛み合わず、69-102で大敗を喫しました。
☆福岡 28 19 34 21 | 102
★鹿児島 17 23 12 17 | 69
#11 森田:13得点
#1 エニス:11得点
#3 ハームス:11得点
#23 ゲインズJr:11得点
【GAME2 2/22(土)】
第1戦の退場のペナルティでハームスが出場できないピンチのレブナイズですが、開始直後からハードなディフェンスで福岡のシュートを落とさせると、上良の3PやゲインズJrのシュートなどで開始4分で9-0のランに成功。しかしその後は互いにシュートが決まらずロースコアの展開に。すると2Q、途中出場の藤本が3P2本など11得点と大爆発。37-34とリードして折り返します。後半3Qは4回のリードチェンジを繰り返すシーソーゲームの中、7点のリードで迎えた4Q。ここでも藤本が中から外から大車輪の活躍でリードを15点に広げてオフィシャルタイムアウトへ。勝利を大きくたぐり寄せたと思わせましたが、福岡に前からディフェンスで仕掛けられて、ミスやファウルを連発。連続18失点で残り1分を切ってついに逆転を許します。残り9秒のゲインズJrの3Pで1点差としましたが、再び追いつくことはできず、79-82で悔しい連敗となりました。
☆福岡 16 18 14 34 | 82
★鹿児島 14 23 18 24 | 79
#23 ゲインズJr:31得点・10リバウンド・7アシスト
#9 藤本:22得点(3P4/7)
#1 エニス:10得点
◆カレロHC『選手たちは試合の最後まで一生懸命戦ってくれた。試合に敗れてしまったが、諦めずに戦った選手たちと、福岡まで足を運んでくれたり、鹿児島でのパブリックビューイングなどで声援を送ってくれたり、各地で最後まで応援をしてくれたRebsの皆さんを誇りに思う』
◆#1エニス『自分たちにやれることとしてゲームスピードを上げて全員に取りに行くことを意識した。マットが不在の中でもこれだけの戦いができることは証明できたが、チームとしての焦りからターンオーバーを誘発し、3分間で14点差を逆転されたことは現実として重く受け止めなければならない』
◆#9藤本『マットがいない中でチームとしてどう守り、どう戦っていくかを話し合って試合に臨んだ。試合を通してアグレッシブにディフェンスを行うことができたが、細かいミスも重ねてしまい最後に逆転を許してしまったことはガードとしても責任を感じている。会場では福岡に負けないくらいの大きな声援が届き、本当に力になった』
首位福岡とのゲーム差が3に広がった2位レブナイズは次節、3週ぶりのホームゲーム。西地区3位ベルテックス静岡と3/1・2に西原商会アリーナで対戦します。
【B2西地区順位表】(2/22現在)
① ライジングゼファー福岡 31勝12敗 .721
② 鹿児島レブナイズ 28勝15敗 .651
③ ベルテックス静岡 25勝17敗 .595
ーーーーーー(プレーオフ出場ライン)ーーーーーー
④ バンビシャス奈良 16勝26敗 .381
⑤ 熊本ヴォルターズ 16勝26敗 .381
⑥ 神戸ストークス 14勝29敗 .326
⑦ 愛媛オレンジバイキングス 3勝40敗 .070
【B2東地区順位表】(2/22現在)
① アルティーリ千葉 39勝2敗 .951(PO進出)
② 信州ブレイブウォリアーズ 29勝13敗 .690
③ 富山グラウジーズ 26勝15敗 .634
ーーーーーー(プレーオフ出場ライン)ーーーーーー
④ 福井ブローウィンズ 25勝17敗 .595
⑤ 青森ワッツ 17勝25敗 .405
⑥ 山形ワイヴァンズ 16勝26敗 .381
⑦ 福島ファイヤーボンズ 10勝32敗 .238