りそなグループB2リーグで西地区2位を走る鹿児島レブナイズ。21日と22日はアウェーでの九州ダービー。西地区6位の熊本ヴォルターズと8季ぶりに対戦しました。
【GAME1 12/21(土)】
今季苦しみながらも上り調子の熊本との対戦で、鹿児島からも200人を超えるとみられるブースターが駆けつけた試合。熊本には元レブナイズの鹿児島商業出身・山田安斗夢選手と、川内高校出身の野口侑真選手が所属しています。
試合は序盤から一進一退の攻防。接戦が続く1Qでしたが、終盤にインサイドからハームスが連続得点。6点をリードします。ところが2Q、激しい守り合いの中、多くのオフェンスリバウンドを獲得しセカンドチャンスにつなげるも、シュートの精度が上がらず、前半を終えて42-41と互角の展開に持ち込まれます。後半3Qも互いに1点を争うゲーム展開となり、3Qを終えて61-60の1点差。しかし4Q序盤、森田、藤本の連続3Pが飛び出してリズムをつかむと、ハームスのバスケットカウントや速攻から森田の3Pなど一気にたたみかけ、5分間で20-0のビッグランで勝負あり。91-71で、熊本から8年越しの公式戦初勝利。連勝を今季最長の5に伸ばしました。
★熊本 21 20 19 11 | 71
☆鹿児島 27 15 19 30 | 91
#3 ハームス:23得点
#23 ゲインズJr:12得点
#34 リチャードソン:12得点
#11 森田:10得点・6アシスト
#14 兒玉:7得点・7アシスト
【GAME2 12/22(日)】
前日同様ハードでアグレッシブな試合になったGAME2。試合を通して1点を争う接戦になりました。
熊本はインサイドからマクリーン、アウトサイドから山田が得点を重ねる中、レブナイズは森田の3Pが絶好調。前半で3本と、うち1本はバスケットカウントも決め、前半は44-44の同点。後半もリードチェンジを繰り返す展開の中、4Q序盤には藤本がスピードを生かして得点。兒玉も逆転3Pを決めますが、終盤ファウルが重なりフリースローで徐々に引き離され、76-81で敗戦。白熱の九州ダービーは1勝1敗の痛み分けとなりました。
☆熊本 24 20 16 21 | 81
★鹿児島 22 22 12 20 | 76
#9 藤本:12得点
#11 森田:10得点・5アシスト
#14 兒玉:10得点・5アシスト
#32 武藤:10得点
◆カレロHC『最後まで両チームとも非常にエキサイトしたゲームであった。プライドをかけたディフェンスのゲームで、どちらも負けないぐらい強く戦えた。非常に気持ちの入ったフィジカルゲームであったことは間違いない。しかし熊本のマクリーン選手に22本もフリースローを与えてしまった。最後までチャンスはあったと思うが、フリースローの数は我々にはコントロールできなかったところで、敗因の大きなポイントだと思う』
◆#32武藤キャプテン『アウェーにも関わらず、会場まで足を運んでくれて自分たちの後押しをしてくれたRebsの皆さんの期待に応えられなかったことは本当に悔しい。相手のアグレッシブなプレーに対して自分たちが受けに回ってしまった。次節は古巣の福島との対戦となるが、楽しみではあるが自分の気持ちを出しすぎずチームとして勝ちたいので、80分間鹿児島の色を見せられるようしっかり準備していきたい』
◆#34リチャードソン『タフなゲームになることは分かっていたが、それ以上に熊本の気合が入っていて、非常にインテンシティの高い試合をされてしまった。2日目の難しさを改めて痛感した。課題をしっかりアナライズして、次の試合に活かすしかない。毎試合毎試合勝利を目指しているが、次の試合は勝たなければならないと思っている』
次節は年内最後の試合。12月27日(金)と28日(土)、県体育館で東地区7位の福島ファイヤーボンズと対戦します。
【B2西地区順位表】(12/22現在)
① ライジングゼファー福岡 20勝6敗 .769
② 鹿児島レブナイズ 17勝9敗 .654
③ ベルテックス静岡 14勝12敗 .538
④ 神戸ストークス 10勝16敗 .385
⑤ バンビシャス奈良 10勝16敗 .385
⑥ 熊本ヴォルターズ 6勝20敗 .231
⑦ 愛媛オレンジバイキングス 1勝25敗 .038
【B2東地区順位表】(12/22現在)
① アルティーリ千葉 25勝1敗 .962
② 富山グラウジーズ 18勝8敗 .692
③ 福井ブローウィンズ 17勝9敗 .654
④ 信州ブレイブウォリアーズ 16勝10敗 .615
⑤ 青森ワッツ 11勝15敗 .423
⑥ 山形ワイヴァンズ 11勝15敗 .423
⑦ 福島ファイヤーボンズ 6勝20敗 .231