「すごい!」「勉強になった!」と、子どもたちの真剣なまなざしと笑顔が広がる夜になりました。
鹿児島市・桜島の出身で、元サッカー日本代表の遠藤保仁さん(現・J1ガンバ大阪コーチ)らによる「サッカー教室」が12月16日の夜、鹿児島市の県立サッカー・ラグビー場で行われました。
今年で4回目となった「YATTO SOCCER CLINIC in 鹿児島」は、遠藤保仁さんが地元・鹿児島を「サッカーを通して盛り上げたい」と企画して始まったもので、今回は抽選で選ばれた小学生およそ120人が参加しました。
講師陣は、これまでに続いての参加となった鹿児島市出身でJ2・愛媛でプレーするGKの徳重健太選手と、初参加の女子サッカー日本代表FWの田中美南選手と豪華布陣。それぞれのポジションや経験に基づき、子どもたちと一緒にプレーしながら、サッカー上達のポイントを伝えました。
練習セッションの後のエキシビションマッチでは、子どもたちに囲まれてもボールを奪われないボールコントロールや、正確なパスに、子どもたちからは「すごい!」「かっこいい!」「なんで出来るの!」と歓声があがり続けました。
また、試合中のPKの場面では、参加した子どもから「遠藤さんに蹴って欲しい!」と対決を挑む声も!これに応えた遠藤さんが代名詞の「コロコロPK」で得点を奪うと、子どもたちからは「ガチすぎる!」と声が上がるなど、子どもたちは「プロの技」を間近で感じていました。
イベントの最後に、遠藤さんは「鹿児島の子どもたちは思っていた以上にレベルが高かった。サッカーを楽しむことがまず大事。そしてサッカーを通して、仲間を増やして何かを成し遂げることを学んで欲しい。この中からプロ選手になる人が出てきてくれたら嬉しい。いつかみんなを指導できるように、僕も頑張っていきたいです。」と子どもたちにメッセージを送りました。