かごしま国体、16日は鹿児島県勢の入賞が相次ぎました。
【サッカー・少年女子】
サッカー少年女子で初の決勝に臨んだ鹿児島は、大阪と対戦。2点を追う展開となった鹿児島は後半6分、9番・安田が相手ディフェンスの裏に抜けてゴール。さらに後半23分、再び安田が相手キーパーからボールを奪い、同点に追いつきます。
地元の声援を背に逆転を狙いますが、大阪に3点目を奪われ、試合終了。準優勝でした。
【弓道・成年女子】
出水市で行われた弓道の成年女子・近的で、鹿児島は準決勝で長野に敗れ、3位・4位決定戦にまわります。岐阜との決定戦に臨みましたが、結果は4対6で、4位に入賞しました。
【柔道】
鹿児島市で行われた柔道女子の準々決勝で、鹿児島は東京と対戦。先鋒、次鋒が引き分け、中堅・副将も敗れたことから、チームの負けは決まった中で大将戦に臨んだ稲森。相手に攻められながらも我慢強く戦い、引き分けとしました。鹿児島は5位入賞です。
(大将・稲森奈見選手)「どんな状態でも私が最後を締めるという思いで畳に上がった。皆さんの前で戦う姿を見せられたことがよかった」
なお、柔道は男女総合成績で2位でした。
【陸上】
陸上では、少年女子B100メートルハードルに、阿久根中3年の楠田ゆうな選手が出場。高校1年生も出場する中、一番外側、第8レーンで堂々の走りを見せ、3位入賞です。
(楠田ゆうな選手)「自己ベストではなかったですけど、思っていたより(表彰台は)高いところでびっくりしました」
その楠田選手は、およそ2時間後に行われた4×100メートルリレーに1走として出場。疲れを見せない走りで2走の鶴田玲美選手にバトンパス。チームの決勝進出に貢献しました。
成年女子走高跳では、鹿児島銀行の鐡丸美由紀選手が35年ぶりの鹿児島県新記録となる1メートル82センチをマーク。自己ベストを4センチ更新し、準優勝。
そのほか県勢では、少年女子共通・走高跳で西川雛羽選手が7位、少年女子A300メートルハードルで佃華月選手が8位、成年女子5000メートルで兼友良夏選手が8位と、3人が入賞しています。