バレーボール「Vリーグ」に今シーズンから参入する、日置市を拠点に活動するフラーゴラッド鹿児島。
開幕連勝で、絶好のスタートを切りました。
地元高校生らによるセレモニーで幕を開けた「V3」のシーズン開幕戦。今シーズンは全11チームで争われ、来年3月まで総当たりのリーグ戦と、上位3チームによるファイナルステージで優勝を決めます。
今季から県内のチームで初めてリーグに参入する「フラーゴラッド鹿児島」は11月4日、ホームタウン・日置市の伊集院総合体育館で初陣を迎えました。
約900人が駆け付けるなか、鹿児島は去年8位の千葉と対戦しました。
第1セット、鹿児島はセッター・山本のサービスエースで先制。これで一気に流れに乗ると、チームを引っ張ったのは昨シーズンまでV1でプレーしていたオポジットの長友。多彩なアタックで得点を量産します。守備ではキャプテン・坂元のブロックや、リベロ・前田の好レシーブで、接戦となった第1セットを25対22で先取します。
続く2セット目も25対15で奪った鹿児島。
第3セットでは再び長友が躍動。チーム1の最高到達点を誇る高さを生かしてのバックアタックなど、この日は決定率73.1パーセント、チーム最多22得点と活躍。最後は宇検村出身の津田が決め、セットカウント3対0のストレート勝ち。Vリーグ初白星を手にしました。
試合後、長友選手は「みんな緊張しているかと思ったが、思ったよりも生き生きプレーできていた。開幕戦でしっかりストレートで勝ち切れた大きな勝利だったと思う」と笑顔で話しました。またチーム発足時から引っ張ってきた、キャプテンの坂元選手は「開幕戦を迎えられて、勝利できて、ほっとしてうれしい。初参戦・初優勝を目標に掲げているので、達成できるよう一丸となり頑張りたい」と力強く話しました。
翌日・5日の長野戦でもストレート勝ちを収めたフラーゴラッド鹿児島。
開幕連勝で首位発進と、絶好のスタートを切りました。
次の試合は11月18日・19日。宮崎県都城市での2連戦です。
また、次のホーム戦は来年2月に予定されています。