「MBC旗争奪高校野球選抜1年生大会」の決勝が11月18日に行われ、神村学園が大会史上初の4連覇を果たしました。
地区大会を勝ち上がってきた14チームが出場した今大会。
決勝戦は、4連覇を狙う神村学園と、初優勝を目指す国分中央の顔合わせに。
試合は、互いに堅い守りを見せ、決勝戦にふさわしい引き締まった好ゲームとなりました。
試合が動いたのは6回表。神村は、ノーアウト満塁から、内野ゴロゲッツーの間に1点を先制。その後もチャンスは続きましたが、ここは国分中央が粘りを見せます。
しかし、続く7回表も神村が攻勢に。再び満塁のチャンスを作り、打席には1年生ながら甲子園でも活躍した2番・入耒田を迎えます。「前の2打席でチームに迷惑をかけていたので、絶対に打つという気持ちで打席に入った」という入耒田はセンターへ2点タイムリー。神村がリードを広げます。
それでもそのウラ、国分中央は得点圏にランナーを置き1年生チーム主将の門田がタイムリー。1点を返すと、バッテリー間の乱れからさらに得点し、1点差に。追い上げを見せた国分中央は、最終回・9回ウラにも得点圏にランナーを進めましたが、神村の厚い投手陣の前にあと1本が出ず。
3対2で接戦を制した神村学園が大会史上初の4連覇、最多タイに並ぶ7度目の頂点に立ちました。