上位混戦が続くB3リーグ。10勝4敗で2位の鹿児島レブナイズは11月25日と26日、わずか1勝差で7位のさいたまブロンコスと西原商会アリーナで対戦しました。
【GAME1 11月25日】
レギュラーシーズンクラブ史上最多2,862人が詰めかけた西原商会アリーナ。ところが前半は相手の厳しいディフェンスに思うような攻撃ができず、埼玉に5点のリードを許します。しかし後半レブナイズは、ディフェンスで相手のミスを誘うと、インサイドでロートが奮起。じわじわと追い上げ同点にすると、3Q終わりから4Q序盤にかけてゲールが圧巻の4連続3Pで一気にリード。83-70で見事な逆転勝利となりました。
☆鹿児島 19 14 26 24 | 83
★埼玉 19 19 15 17 | 70
#5 ゲール:30得点
#31 ロート:7得点・15リバウンド・5アシスト
【GAME2 11月26日】
2日連続クラブ史上最多記録となる3,205人でほぼ満員となり、前日とは一転、序盤からリズムをつかんだレブナイズは、インサイドでウィタカが次々に得点。前半ターンオーバーわずかに「1」という完ぺきな試合運びで52-26とダブルスコアのリードを奪います。3Qに3P攻勢を仕掛けてきた埼玉に追い上げを許す場面もありましたが、4Qには長尾、森田を中心に速い展開から得点を量産。終了間際には「ユース育成特別枠」の加賀谷(ラ・サール中3年)がコートに立ち、15歳4か月というクラブ最年少出場記録を打ち立てました。試合は94-76でレブナイズが連勝を果たしました。
☆鹿児島 27 25 14 28 | 94
★埼玉 15 11 29 21 | 76
#23 ゲインズJr:18得点・11リバウンド
#34 リチャードソン:18得点・10リバウンド
#50 長尾:15得点
◆カレロHC『埼玉のような大きなチームに対して連勝できたことはとても良かった。前半に関しては、全員集中することもできたしディフェンスも良かった。後半3Pなど決められてしまうところもあったが、自分たちでコントロールできたと思う。全員で努力を続け、こういうゲームし引き続きしていかなければならない。今日の会場は信じられない空気感だった。アリーナで3,000人を超えるブースターの皆さんに毎回このような試合を観てもらいたいし、楽しんでもらいたいと思った』
◆リチャードソン『GAME1に比べて最初から最後まで強度を保てたゲームだった。しっかり自分の仕事をして、そこでアグレッシブにやることが今日は重要だと思っていた。満員の会場でプレーできたことは本当に嬉しい。ただホームだけでなくアウェーにも足を運んでくれている方にも改めて感謝したい』
◆加賀谷(ユース特別育成枠選手)『先輩方が点差を離してくれて、最後の6秒出場させてもらえた。緊張したが喜びの方が大きかった。しかしコートに立った瞬間頭が真っ白になった。あっという間の6秒間だったが、僕の今後の人生の重要な6秒間になると思う。ベンチに入ってみて、ヘッドコーチからの指示は非常に細かく高度で、出ている5人全員で作り上げていくバスケというのはU15にも活かしていきたい。もしまたコートに立つことができたら積極的なプレーをしたい』
順位は2位キープのレブナイズは次節12月2日・3日、15位ヴィアティン三重とアウェーで対戦します。
【B3リーグ 2023-24シーズン順位表】(第8節・11月27日現在)
1 福井 13勝3敗 .812
2 鹿児島 12勝4敗 .750
3 徳島 12勝4敗 .750
4 香川 12勝4敗 .750
5 横浜EX 11勝5敗 .688
6 立川 10勝6敗 .625
7 東京U 9勝6敗 .600
8 埼玉 9勝7敗 .562
9 八王子 9勝7敗 .562
10 東京Z 8勝8敗 .500
11 山口 7勝9敗 .438
12 岐阜 6勝10敗 .375
13 豊田合成 6勝10敗 .375
14 品川 5勝11敗 .312
15 三重 5勝11敗 .312
16 湘南 4勝12敗 .250
17 岡山 4勝12敗 .250
18 金沢 1勝15敗 .062
【リーダーズ】(レブナイズ関係)
<得点>
9位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均18.50
<リバウンド>
10位 カイル・リチャードソン 平均8.88
<スティール>
2位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均2.50