かごしま国体・ラグビー成年男子。2016年のいわて国体の準優勝を超える優勝を狙う鹿児島。国体に向け、2年ぶりに現役復活を果たした桑水流裕策選手らが決勝トーナメントに臨みました。
予選リーグで3連勝と勢いに乗る鹿児島は、10日の決勝トーナメントでも強さを見せます。
小学生が声援を送る中、初戦の栃木は43対7と大差で勝利。続く東京との準決勝も、キャプテンの野脇隆平選手が3トライをあげるなどし、決勝へ。
相手は、去年の国体王者・三重。前半を5対5の同点で終え、迎えた後半3分。今大会に向けて現役復帰した桑水流裕策選手がパスを受け、桑山聖生選手につなぎ、そのままトライ。勝ち越しに成功します。
しかし、後半終了間際。トライを許し再び同点に。試合はサドンデス方式の延長戦にもつれ込みます。
鹿児島は必死に攻め込みますが、相手のディフェンスに阻まれます。さらにラインアウトを奪われると、必死に追いかけますが、最後はパスを回され、そのままトライを許した鹿児島。地元の国体で悲願の優勝とはなりませんでした。
(桑水流裕策選手)「悔しさはすごくあるけど、このチームで6試合できて、最後の舞台に立つことができて、いいパフォーマンスができたので後悔はないです」