バスケットボールB3リーグの鹿児島レブナイズは9月8日と9日、B2熊本ヴォルターズとのプレシーズンゲームを指宿総合体育館で戦いました。前週にB2福岡に連勝した勢いそのままに熊本にも善戦。1分1敗となりました。
【GAME1・9月8日】
序盤は熊本の強度の高いディフェンスに手を焼きミスを連発したレブナイズですが、新加入ゲールの連続3Pや長尾の鋭いドライブなどで流れを引き寄せます。一方熊本も高確率の3Pなどで応戦し、前半は熊本が14点リード。しかし後半3Qにゲールの3本の3Pなどで一気に追い上げると終盤に一時逆転。熊本からの初勝利が期待されましたが終了間際に追いつかれ、82-82でタイムアップ。コーチ間の協議で引き分けとなりました。
鹿児島 18 17 26 21 | 82
熊本 25 24 16 17 | 82
#5 ゲール:21得点
#23 ゲインズJr:16得点
#34 リチャードソン:14得点
#50 長尾:11得点
#9 藤本:10得点・5アシスト
【GAME2・9月9日】
この日も序盤から熊本のディフェンスに苦しめられたレブナイズ。1Qわずか10得点に抑えられるなど、前半で19点のリードを許します。しかし後半、ディフェンスからリズムを取り戻したレブナイズはじりじりと点差を縮め、藤本の3Pなどで終盤には一時6点差に。観客席も大いに盛り上がりましたが、最後は熊本に逃げ切られ、74-85で惜しくも敗れました。
★鹿児島 10 16 24 24 | 74
☆熊本 27 18 20 20 | 85
#5 ゲール:13得点
#9 藤本:12得点
#34 リチャードソン:10得点
◆カレロHC『B2トップクラスの熊本と、スピードやフィジカルまた技術も含めて非常に高いレベルで試合ができた。開幕へ向けて準備をしていく我々にとっては、非常にいい週末を過ごせたと思う。2選手がまだ加わっていない中で、選手たちがハードに一生懸命プレーしてくれたことは嬉しく思う。立ち上がり十分でない中で、後半しっかり改善して相手と戦えたことは喜んでいい』
◆武藤キャプテン『2試合ともゲームの入りが悪かった。相手の高い強度に対して、自分たちが両日ともアジャスト出来なかった結果。しかしこのタイミングでこういう経験が出来たことはチームにとって良かったと思う。勝った負けただけでなく、チームとして勝つことよりも自分たちがトライする小さい目標を立てながら試合に臨んでいたので、出来なかった部分をしっかり見つめ直せるいいプレシーズンゲームとなった』
◆藤本『後半は自分たちが持ちたい場所、攻めたい場所を明確にして、チームでボールをシェアしながらバスケットをすることを心掛けた。勝ちきることは出来なかったが、自分たちの練習しているバスケットが少しでもいい形で出せた部分もあったので、常に自分たちのプレーが出せるよう開幕までしっかり練習していきたい』
B3リーグ2023-24シーズンは、降格2クラブと新規参入2クラブを加えた18クラブで10月6日に開幕。レブナイズは10月7日と8日、アウェーで金沢武士団と対戦します。