サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは、8月13日にホームで下位・15位の長野と対戦しました。
お盆休みということもあり、帰省しての観戦や家族連れも多く、今季2番目に多い6126人が詰め掛けたホーム戦。ここまで3位につけるユナイテッドFCは、前節とはメンバーを大きく入れ替えて臨みます。
立ち上がり、ユナイテッドFCはリズム良くパスをつなぐと、全治10ヶ月のけがから復帰後、初のホーム戦となった米澤が何度もゴールを脅かします。それでもなかなか得点を奪えないでいると前半27分、コーナーキックのクリアボールを相手にダイレクトに決められ、3試合連続で先制を許してしまいます。
J2昇格圏との差を広げられたくないユナイテッドFCは、1点を追い掛ける後半11分のコーナーキックのチャンスで、ファーサイドへの変化をつけたボールを鈴木が中央へ折り返し、最後は戸根。久々に先発の機会をつかんだ選手が結果を残し、同点に追いつきます。
その後、GK・松山のビッグセーブなど、粘り強く守ったユナイテッドFCでしたが、後半アディショナルタイムに相手のスピードについていけず、ゴール正面で相手を倒してしまいます。そのフリーキックから決勝点を与え、1対2で今季2度目の連敗。上位勢が勝星を並べるなか、勝点1をも落とし4位に後退。J2昇格圏とも勝点差が広がる、痛い敗戦となりました。
ユナイテッドFCの次の試合は8月19日(土)。2試合連続のホーム戦で、松本山雅と対戦し、連敗脱出を目指します。