マレーシアのニライで開幕した自転車の「2023アジア選手権トラック競技大会」で鹿屋体育大学卒の橋本英也選手が、初日から頂点に立ちました。
パリ五輪に向けて、日本の出場枠を獲得するためにも大切な位置づけとなるこの大会。4人1組で走りタイムを競う「チームパーシュート競技」にメンバーの一員として出場した橋本英也選手は、予選で3分51秒450の日本&アジア新記録を出し、優勝決定戦に進出。
中国との優勝決定戦でも、最後まで走り続ける役回りをしっかりと務め、予選よりもさらに記録を更新し、3分51秒055の新記録で優勝しました。
レース後、橋本英也選手は「今回のアジア選手権で1番大切にしているチームパーシュートで優勝して、オリンピックの枠がかなり近いものになったと思う。パリオリンピックに出場して競輪選手としてメダル獲得を狙っていきたい。」と今後の目標を語りました。
なお大会は、現地時間19日まで行われる予定で、橋本選手は他の種目での活躍も期待されています。